皆さまに「安心」と「満足」の提供を目指して
この度平成30年5月29日をもちまして、医療法人社団(特定医療法人)札幌循環器クリニックの理事長に選任されました。当法人は札幌循環器病院、中橋内科クリニック(札幌市中央区南10条西21丁目)のふたつの医療機関を運営しております。
札幌循環器病院は桑園地区で45年に渡り、循環器内科、消化器内科、内科、腎臓内科(人工透析)を標榜し、その他人間ドック等の健診事業や各種ワクチン接種等の予防医療を、若林前理事長が掲げた病院の理念である「安心と満足」のもと、札幌市内のみならず、市外からも多くの患者さまにご利用頂いたお蔭で、現在に至るまで運営を行って参りました。
特に地域の皆さまとの交流が大きな支えとなっており、医療機関としてだけではなく、町内会の一員として桑園地区の「すこやか倶楽部」、連合町内会の「健康づくり教室」、「桑園地区大運動会」の運営協力、「桑園ふれあい公園の清掃活動」を続けています。これらは全て職員の発案により始まった活動で、今後も継続していきたいと考えております。
中橋内科クリニックは、内科、循環器内科を標榜するクリニックで、地域のかかりつけ医として診療を行い、24時間ホルター心電図、脈波、エコー検査等の設備を持ち、通院されている患者さまがクリニックの診療時間外の夜間や休日に体調不良になった際には、札幌循環器病院で対応しています。
私は、昭和62年より札幌循環器病院に勤務し、平成13年に院長を拝命し、微力ながら診療を続けて参りました。その間にも度重なる医療法の改定、介護保険の導入があり、診療面では、診断、治療の詳細なガイドラインが策定されてきました。より良い医療、介護を目指してのことではありますが、皆さまにとってはわかりづらい面も少なくないと思います。そのような中においても、患者さまに寄り添い、適切な医療を十分なご理解を頂いた上で提供することが、これからも当法人のつとめと考えております。
「安心と満足」の理念を忘れずに職責を果たす所存ですので、宜しくお願い申し上げます。